子育て

小1の壁&小1プロブレム

長女が2年前に小学生になり、その時にぶち当たった『小1の壁』と『小1プロブレム』について

体験談を踏まえてお伝えしようと思います。

 

『小1の壁』ってなに?

まずは、『小1の壁』とは?

小学校に入学して、子育て仕事家庭の両立が難しいと感じるような状態のこと

 

具体的にはどんなこと?

学童が18時までのところが多い

 保育園は19時まで預かれたけど、学童は18時までのところが多く、仕事が終わってからのお迎えだと間に合わない・・・
 娘が通っている学童は19時までなので、問題はありませんでしたが、わたしのママ友は、都内に住んでいますが、
 学童が18時までなので習い事をさせるか、お留守番にするかでとても悩んでいました。

小学生に上がると、時短勤務が終わってしまう

 子供が3歳になるまでは時短勤務が法律で決められていますが、それ以降は企業次第です。
 時短勤務や始業時間の調整などが努力義務として企業に課せられているのは小学生まで
 小学生以降は、企業独自に制度化されていなければ、正社員はフルタイム勤務が前提となります。 

4/1~学童通い&お弁当作り

 入学式前の4/1~学童に通う子も出てきます。その際はお弁当持参になるので、しばらくの間、お弁当作りが続きます。
 朝の忙しい時間に、お弁当作りがあるので時間に余裕をもって取り組む必要があります。

慣れないお弁当作りで、毎日のメニューを考えるのが大変でした💦

我が家の場合は、末っ子が3歳になったタイミングで時短勤務が終わってしまい、
フルタイムに戻らないといけないことが1番のネックでした。

また、保育園は7時から空いていますが、小学校は8時前に開きます。私は7時過ぎには家を出ないと間に合わなかったので
娘を置いて先に出ないといけませんでした。

保育園とのギャップで行き渋りが出ていた娘より先に出ないといけないことで、毎日泣きつかれる娘に後ろ髪をひかれながら
家を出ないといけないことが、なによりも心苦しかったです。

行き渋りがあったので、パートに切り替えて対応しました。

 

『小1プロブレム』ってなに?

「小1プロブレム」は子ども自身が感じる困り感や、子どもの行動によって先生や親が感じる困り感のことを指します。

例えば、「ずっと座ってるなんていやだ!」「字を書くのばっかりで疲れちゃう」と感じたお子さんの中には、学習に取り組まない・立ち歩く

などの行動をとる子もいます。

娘の場合は、保育園とのギャップで行き渋りが出てしまい、同じクラスの娘の前後に座った子が、授業中おしゃべりをしたり、歩き回るなどの行動をしそれに引っ張られ影響を受けてしまい、同じように歩いたりおしゃべりをするようになってしまったことです。

どうやって対応したの?

先生との話し合いで、席替えをしてもらうことで落ち着いて授業に取り組めるようになりました。

また、スクールカウンセラーの先生とも面談をすることで、行き渋りの対応方法や娘とのかかわり方を明確にするいい機会にもなりましたよ。

悩みを相談することで、わたしの気持ちも少し楽になりました

あともう1つ、母子分離不安の対応にも頭を悩まされました・・

母子分離不安とは、子どもが母親と離れる状況で、極度の不安を示す状態のこと

保育園は問題なく通えていたのに、小学校に入った途端に朝の登校時間に泣いてしまう、という症状が出始めました。

母子分離不安の特徴

*小学生の低学年に多い
*人見知りが激しい
*母親と離れる、あるいは集団の中に入ることに不安を感じて行動できない
*母親の関心が自分に向いているかを何度も確認する
*母親をきょうだいと取り合う
*母親と一緒なら登校できる
*母親の外出を嫌がる
*母親を独占したがり、赤ちゃん返りのような行動がみられる

母子分離不安って言葉も、ネットでたくさん検索してやっとたどり着いたんです

娘の場合は、母子分離不安の特徴にほぼ当てはまっていたので、そこからどうやって対応したらよいのか試行錯誤の毎日でした・・

取り組んだこと3つ

*甘えてきても突き放さずとことん抱っこ
*自分で出来ていたことを、『ママやって~』と来た時も、『自分で出来るでしょ?』は封印して、手伝う!
*朝の登校は見送る

母親に甘えるような行動が年齢に合わないものであっても、子どもに合わせて欲求を満たしてあげることで不安がおさまりやすい場合があるそうですよ。

わが家は、下に2人の子がいたので、長女の対応と2人の面倒で発狂しそうでした

4月は、学校の担任の先生との連携と家庭での対応と自分の仕事で、わたしの体にも異変が・・・

ついに声が出なくなり・・

ここまで1人で抱え込んでたのがいけなかったなと、その時初めてパパに話しました。

母子分離不安は、母親との時間が長くなり、その分負担も増えるため周りの協力が不可欠だそうです。

それからは、パパが休みの日には長女と二人の時間を作って過ごしたり、週末に実家に子どもたちと遊びに行き、

わたしの心のリフレッシュとおじいちゃんおばあちゃんと遊ぶ時間を作り、気持ちに余裕を持てるよう出来ることはなんでもしました。

親が不安な様子を見せないことが大切!

子どもは親のことを本当によく見ているので、敏感に察知します。

親の不安は子どもに自然と伝わってしまうことも痛感したので、”母親が笑顔でいること”これが1番大事だなと!!

まだまだ課題は多いですが、少しでも子どもが笑顔でいられるように、そして自分自身も笑顔になれるよう頑張りたいと思います。

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